帯状疱疹ワクチンについて
令和7年度から、帯状疱疹ワクチンが国の定期接種になりました。
これとは別に市川市に住民票登録のある方は、市川市から助成を受けて接種を行うこともできます。
当院で予防接種を行う場合、以下の料金となります。
生ワクチン | 不活化ワクチン(シングリックス) | |
国の定期接種(注1) | 2,500円 | 13,000円 (6,500円 × 2回) |
市川市の助成利用(注2) | 4,700円 (7,700円 - 3,000円(市の助成)) |
30,000円 (44,000円 - 7,000円 × 2回(市の助成)) |
いずれにも該当しない方 (通常料金) |
7,700円 (7,000円 + 消費税) |
44,000円 ((20,000円 + 消費税) ✕ 2回) |
接種回数 | 1回 | 2回 |
予防効果・有効性(注3) | 51% | 97.2% |
持続性(注4) | 5年程度 | 11年程度 |
(注1)これまで帯状疱疹ワクチンを接種したことがなく、年度内に以下の年齢になる方が国の定期接種の対象となります。
「65・70・75・80・85・90・95・100歳以上」
該当する年齢の方には、2025年7月上旬頃からご自宅へ接種券の送付が開始されています。ご来院の際には、必ず接種券(予診票)を持参ください。
定期接種による公費負担をうけられる機会は生涯に一度だけです。65歳のときに接種を受けなかったとしても、その5年後の70歳のときには定期接種の機会はありません。ご注意ください。
(注2)市川市に住民登録のある50歳以上の方は市からの助成をうけることができます。その場合、当院窓口ではいったん通常の料金をお支払いいただき、後日その領収書をもって、ご自身で市に助成の申請を行っていただく必要があります。詳細の手続きにつきましては、市川市のHPでご確認ください。
(注3)日本ペインクリニックの公開する統計による。
(注4)シングリックスの有効性は、現在11年程度となっていますが、以前より期間が延びています。これは、発売からまだ数年程度(2020年1月発売)しか経っていないためで、今後のデータの蓄積により、さらに有効性の期間が延びていく可能性もあるとされています。
過去に生ワクチンの接種を行っている方が、今回の定期予防接種で、不活化ワクチンを追加接種することは可能です。ただし、過去に不活化ワクチン接種を行っている方が、 2回目の不活化ワクチン接種を行うことはできません。
当院には、生ワクチン、不活化ワクチンとも数回分のワクチンが常備されておりますので、予約なしでご来院いただいてもワクチン接種は可能です。
ただし、数に限りがありますので、予め電話にてご予約いただいた方がスムーズです。