放射線科について
放射線科では、患者様の体内で起きている病気の状態や広がり、疑われる症状の有無を、検査装置を用いることで、診断をつけていきます。
いちかわ内科脳神経内科では、X線撮影やCT(コンピュータ断層撮影)を使用して、病変の有無を注意深く調べていきます。X線撮影やCTの結果は電子カルテのモニターをお見せしながら、患者様と一緒に画像の確認ができるので、検査をうけていただいた方の理解や満足が得られやすい、という特徴があります。
CTは、「誰に読影してもらったか」ということが非常に重要な検査です。いちかわ内科脳神経内科の副院長は、日本医学放射線学会が認定する放射線専門医です。いちかわ内科脳神経内科では、CT検査を行った方の画像を副院長も確認し、安全で安心な医療を心がけています。また、いちかわ内科脳神経内科では、検査を行った後、データを希望される患者様には、無料でCD-ROMの画像データをお渡しするサービスも行っていますので、ご希望の方は遠慮なくお申し付けください。
放射線科で用いる画像診断機器
単純X線
いわゆるレントゲン撮影です。胸部や腹部に大きな疾患がないかどうかの確認に有効です。撮影は短時間で行うことができ、被爆線量も少ないので、気軽に検査をうけることができます。このため単純X線は健康診断でも使用されます。しかし、内臓の小さな病変については、CTと比べると見劣りするところが多く、詳細な病変の確認を希望される方にはCT検査をお勧めいたします。
CT
いちかわ内科脳神経内科では16列マルチスライスCTでの検査を行います。CTは、身体の周囲を360度回転させながら多方向からX線を当てることで、体内の情報を集めていきます。そして各方向から撮影した像はコンピュータ処理によって、輪切りとなった状態の画像として見ることができ、その画像を見て症状の有無や状態の確認を行います。単純X線検査に比べて小さな病変の確認まで可能です。3D構成することで、一般の方でもわかりやすい画像をお作りすることもできます。